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ネタバレですけど、ひぐらしファンには読んで欲しいです。
コンプティークで連載されていた『ひぐらしデイブレイク』の漫画版。
個人的にすごく楽しみにしていたんですが。
今月号を見たら(遅い)なんか終わってました。
タッグバトルをやらずに。
えええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!
全6話。
最初からこんな構想じゃなかったと思うのですよ。序盤じゃコンビ結成=タッグバトルを匂わせていますから。
やっぱり打ち切りかなあかなあ…
あるいは最初に6話と決まっていて延長なしとか。
たとえば、「キン肉マン2世究極の超人タッグ編」の序盤は試合が全くなく、チーム結成だけで単行本1冊くらい使ってるんですが、予想の斜め上を行くチームが次々と出てくるだけで面白かったです。そんなタッギング(造語)マニアとして漫画版「ひデブ」第1話は衝撃的だったんですよ(以下ネタバレ)。
第1話要約:フワラズの勾玉を使って鷹野が羽入を籠絡。
まさかの宿敵同士のコンビ結成です。
2世で言うならウォーズマンとマンモスマン。
ファーストインパクトならネプチューンマンがセイウチンを指名した時に匹敵します。
そして第2話。雛見沢にやってきた公由夏美を出迎えた園崎詩音。
ふとしたはずみから自分の好きな男の子の方がステキだと大ゲンカに。
これは完全にコンビ結成フラグですよね?
そう来たか、と思いました。
詩音の相手が魅音、あるいは沙都子というのは普通すぎる発想ですから。
これは2世で言うならロビンマスクとテリー・ザ・キッドの越境タッグ結成のようです。
(いちいちキン肉マンに例えなくてもよろしい)
そんな感じだったのですが、3話〜5話と進んでも一向にタッグバトルのルールは提示されず、新たなコンビ結成の気配もなく、あえなく最終話となりました。
最終話は梨花が単身で鷹野の元に乗り込み(仲間もかけつけますがほぼ空気)、羽入は自力で洗脳を解き、バトルもなく言葉で鷹野と和解します。
これなら『デイブレイク』じゃなくてもいいですよね?
まず、5話まで方向性が全く見えなかったのが問題だったと思うのです。
3話でタッグ大会開催決定(鷹野が自分と羽入に挑戦させるためにゲームを提唱するとかでいいでしょう)、4話でチーム編成、5話で本戦開始ならもう少し違った結果になったかもしれません。
そんなわけで、非常に残念な作品となりました。
フォローを入れると、羽入と鷹野のつかの間の共同生活の中でのふれあいはとても良かったです。でもこの題材の力点はそこじゃないよなー。
フワラズの勾玉なんてタッグバトルをやるための口実でしかないもの。
もっと意外なチーム結成を見たかったなあ…。