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とみ☆フェス〜姉妹りみっくす〜
http://tomico.jp/event/265
ToMiCo
http://tomico.jp/
姉妹オンリーなのですが、「りみっくす」とついているのは、「もしもあのキャラとあのキャラが姉妹だったら」というifを受け付けている点。作品の垣根を越えてもOKです。
■経緯
同人コミュニティサイト『ToMiCo』はどれみ同人で縁の深いところがありまして、サークル参加したかったところなんですけど。あいにくと姉妹を扱った既刊がない。アイマスの亜美真美漫画がストックにあるけど、冬コミは別ジャンルを予定していて用意できそうにない。そんな事情で裏方に回ることになりました。
■担当
ポスター販売。
■レポート
スタッフとはいえ、中核とも中立とも言えない微妙な立ち位置ですが。感想としては貴重な体験をしたなと。設営も後片付けも始めてでしたし。何より長いこと同人をやっていて初めての出来事に遭遇しました。
企業による開催という事でセルシスさんやねこのしっぽさんなどの協力がこの規模のオンリーではまずない感じでした。セルシスさんはアフター用にComicstudio Pro、Illuststudioを提供してくださり(すごい!)、ねこのしっぽさんは先方から協力を申し入れてくださったそうで(急だったカタログのマップに載っていないのです)。
その反面、いろいろ難しい所があったと思います。オリジナルキャラだと一枚絵から姉妹属性ということがわかりにくい、など。
前日。打ち合わせ。会場のにぎやかしのためにせめて色紙でも描こうと思うも、早起きできるかが一番の心配だったため寝ました。
早朝。無事起床。移動中に色紙の下書きを。青のシャープペンだから何描いてるかわかんないとは思うけど、ええ、二度とやりません。
人形町到着。綿商会館は何度か行ってますがやっぱり迷いました。コンビニで道を聞き到着。
設営。椅子やらテーブルやらを並べます。床がタイルになっていたので並べやすかったです。当たり前の話ですが、イベント規模が大きくなるほど設営がタイトになるらしいです。予定より早く設営終了。色紙描きました。
ねこのしっぽさんの持ち込んだ水木一郎ライブのPOPのインパクトがすごく、入り口から見たときに水木一郎さんのイベントに思われかねないため角度を調整。
開場。一般参加者数は正直なところ厳しいものがありました。サークル数が響いていると思います。自分がサークル参加を諦めた理由は前述の通りですが、ジャンルの『縛り』のために似たような状況になった人は多かったのではないかと。この辺後述。
余談ですが一般参加者の中にアニメ会の三平×2さんを発見して驚きました。
数字だけ見ると寂しくても、会場の熱気はむしろ逆で、午後になっても会場に残っている人のほとんどがToMiCo利用者という状態が一体感を生み出していました。
壁にホワイトボードを貼っていたサークルさんが絵を消して何か会議を始めました。
そこに何をやっているんだろうという人だかりが。サークルさんの方も「え、なんで見せ物になってるの」状態だったと思います。
なぜか議題が「とみフェスをもっと良くするにはどうしたらいいか」に。
はい全員集合しゅーごー。
スタッフ、サークル、一般が開場期間中に意見を出し合うという前代未聞の状態に。なんだこれ。長いこと同人をやってきましたがこんな事は初めてです。
写真を撮ったけどあまり人が写ってないなあ…もうちょっと引いて撮ればよかった。
これは良くも悪くも『内輪』の熱さであり、次もこれではいけないのでしょうけど、この状態を楽しんでいる自分がいるのも事実。反省点も建設的な意見もたくさん出ました。大事なことなので繰り返しますが、今まで見たことがない事が起きました。これから何かすごいものが生まれる予感がします。
そのとき自分はサークルなのか別の形で関わるのか。いずれにせよその折にはよろしくお願いします。
アフターイベント、ビンゴ大会。気になるコミスタ、イラスタは全てサークルさんがゲットしました。然るべきものが然るべき所に。
ジャンケン大会。少女がファイナルまで残るとゲットした商品を献上する紳士多数。でもわざと負けるとか降りるとかせずにガチで勝ちに行ってるのはジャンケンマンシップとでも言うのでしょうか。関係ないですけど、自分の描いた色紙のファイナル2名にMAHO堂大バザールの篠原局長が上がって心の中で「局長負けろ!」と念じたのは秘密です。だって後でいくらでも描けますもの。念が通じたのかもう一人の方の手に渡りました。
後片付け。机と椅子の片付けくらいならたまに手伝うので割と見慣れた光景。一般参加者のはずの局長がエプロンを装備してスタッフ以上にスタッフみたいなのも見慣れた光景。搬出の連絡をしてからクロネコさんが荷物を取りに来るまでがチョッ早でした。
その後打ち上げ&オフ会。
時系列で描いたら話の締めが5段落前で終わってしまった。
楽しかったけど、本当は三姉妹シャッフル本を出したかったんです。
長女:あさぎ(よつばと!)
次女:夏奈(みなみけ)
三女:アニタ(R.O.D.)
みたいな。
■サークルとして
ここからスタッフという立場から離れた意見を。
自分がサークル参加を諦めた理由は前述の通りですが、ジャンルの『縛り』のために似たような状況になった人は多かったのではないかと。
『縛り』は『ジャンル効果』という外側に向かう力を持つ反面、コミュニティの内側に対してはハードルを高くするという諸刃の剣だと思います。
ToMiCoを使っていて、あるいはサイトを見て、ちょっとでも参加しようと思った人が全員参加できるために『縛り=○○オンリー』をなくすべきだったかもしれません。
たぶん、構図として一番近いのはpixiv主催のpixivマーケットではないかと思います。あちらは母数が桁違いに大きいので○○オンリーという『縛り』が無くても人を集められましたが。
オンリーで行くかオールジャンルで行くかは非常に難しい選択です。うかつなことは言えません。「姉妹オンリーはありそうでないので続けて欲しい」という意見も聞きました。たぶんそれがジャンルオンリー参加者の普通の反応です。しかし、今回の会場の一体感を見ると、どう転ぶにしてもToMiCoという繋がりから固めていった方が良いような気はします。
以上。
日時: 2009年11月6日(金)
場所: 中野・なかの芸能小劇場
オタク芸人ユニット『アニメ会』メンバーの三平×2さんと比嘉モエルさんが行っている同人誌トークライブです。
同人イベントの話をしたり、面白い同人誌を紹介したり、同人誌の企画提案をしたりしています。
『面白同人誌紹介コーナー』の1発目で"サマーギフトくらぶ"さんのプリキュア本『まあまあフレッシュ』が紹介されて面食らいました。
コメットさん☆繋がりの身内の間では説明の必要がないサークルさんなのですが、ご存じない方もネットに広まった「性的な意味で」というフレーズの生みの親と言えばそのセンスがおわかりになるでしょうか。
本はフレッシュが中心ですが紹介されたのは5の言葉リレーネタ。
ライブの性質上、切り取りやすくつっこみを入れやすいのでしょうか。
一部抜粋。
悪者「もう あきらめろプリキュア!」
ドリーム「私たちは!絶対にあきらめない!!」
ルージュ「なぜなら私たちは!絶対にあきらめないから!!」
レモネード「先日 撮影所でお会いした木の実ナナさんもそんな感じのこと言ってましたし!」
ミント「そういったたぐいの発言によって我々は自らを鼓舞し、潜在能力を最大限引き出すことを信条としている!」
アクア「……う、うん!そうよ!その通りよ!!」
俊俊さんの独特の台詞回しは1コマごとに会場の爆笑を誘っていました。
「おらが村の」という気分に。
ご本人にご報告とセリフ転載の許可をいただいたのでクローズアップしております。
以下時系列。
■開演
会場内一斉点検の放送。コミケでおなじみのあの曲が。
ステージには長机とパイプ椅子。入場した三平さんが比嘉さんが向き合って「今日はよろしくお願いします」と即売会の光景を再現。ここは毎回のお約束です。
会場がいつもより広くなった話。地方イベントと都産貿に例え、次はサンクリを目指すとのこと。
■残念なお知らせ
開催日が11月6日。そうです、冬コミの当落が出ている時期です。サークル申込をした三平さんが封筒を掲げます。
へにょりと曲がる封筒。薄い! これだけで落選したことがわかってしまう人が観客の大部分です。
■最近参加したイベントの話
夏コミ:
今回の話のネタはやっぱり2日目の東方ジャンルの人のすごさ。
スキマフェスティバル:
秋月涼オンリーで売られていた涼ちん抱き枕と会場限定涼ちんの○○○○○抱き枕の話。
ショタスクラッチ:
三平さんがしこたまカズマ本を買い込んだ帰り道に職質に遭ったという話。書店で買った本じゃないから鞄の中には文字通り裸の状態で入っている!
■今後の予定
三平さん、今月15日のコミティアに初サークル参加。(む04b 金属バット)
『4日目』発の創作キャラでComic1に参入しようという話。
■面白同人誌紹介コーナー
冒頭の"サマーギフトくらぶ"さん。
以下、ピックアップ。
◇100点の表紙部門
図がないときびしい…。伝わらないと思いますが。
・「本日新刊ありません」とだけ書かれた表紙の分厚い無料配布本。
・笹原と斑目による四十八手図解本。パンツはいてるから大丈夫です。デザイン的にも綺麗。
・ほぼ出オチ。漫画界、夢の頂上決戦、最強VS最強。
etc...
◇いい話部門
・夢原のぞみの両親の馴れ初め本 …とにかく絵柄やモノローグがお洒落。いつもの喫茶店、マスター、ジュークボックスの代わりに置かれた『プリキュアドリームライブ』、ひとつだけ大きな間違いがあります。
・今やカエル型宇宙人で有名な先生のハードなゲームハード擬人化本 …ラストは感動。
・珍しいカップリング カヲル×アスカ …たしかに、これはアリです。
etc...
◇擬人化の世界
今回も擬人化同人誌の世界が濃かったです。ミラクル☆トレイン放送中につき交通機関から。
・山手線 大崎×田町
・成田空港×羽田空港
くらいはわかるんですけど、
・大阪環状線
・但馬空港×花巻空港
となってくると土地勘がないとわかりません。
でもわかる人には「なるほど」という感じなんでしょうね。
・充電器×携帯電話
・ライター×パイプ
・メガネ×メガネケース
何度も参加してるうちになんとなくわかるようになってきている自分が。
・日付擬人化(春分の日と秋分の日は双子、など)
「ついに擬人化は概念の世界に」とのこと。
・向精神薬擬人化本、睡眠薬編
・精神疾患擬人化本(統合失調症、ナルコレプシーなど、内容は真面目とのこと)
この二つの本を出しているサークルがコミケで隣同士に配置されていたそうで。準備会の粋なはからい。
実に無味乾燥なレポートですが。解説やつっこみまでメモできませんでした。むしろそこが「トークライブ」たる所なのですが。この臨場感を文章で再現するのは難しい…。興味を持たれた方は一度ライブに来てもらうのが一番なのですが、地方の方は難しいですね。
同人誌に対する愛に溢れた楽しいライブです。
スキマフェスティバルとは需要度があまり高いとは言えないかもしれないジャンルをいっぱい集めて本当に開催してしまうイベントである。
今回開催のイベントは以下の通り
・かんなぎオンリーイベント
「なぎさい」
・ストライクウィッチーズオンリーイベント
「わたしにできること」
・とある魔術の禁書目録オンリーイベント
「とある幻想たちの吹溜り」
・ヘッドフォン娘オンリーイベント
「なに聞いてるの? 2回目」
・オールジャンルコピー誌同人誌即売会
「コ○ックマーケット」
・抱き枕オンリー展示即売会
「俺の嫁!」
・オタク系投資関連同人誌即売会
「株けっと2」
・マビノギオンリー同人誌即売会
「mabiket(まびけっと)」
・D3パブリッシャー「SIMPLE」シリーズオンリー
「THE 同人誌即売会」
・漫☆画太郎オンリーイベント
「まさに外道!痛(つう)」
・萌え系シューティング(東方シリーズを除く)オンリーイベント
「Wing:1 〜せっかくだから俺はこの3回目をやるぜ〜 」
・モンスターハンターオンリーイベント
「狩魂〜かりだましい〜」
・若本規夫ボイスキャラオンリー同人誌即売会「強力若本」
・ゴルゴ13中心さいとうたかお作品オンリーイベント
「…用件を聞こうか 」
目隠れっ娘オンリーは今年はないのか……
今回は主催者を絞ったせいか前回ほどのカオス感はなかった(あんなものを毎回やるのは尋常じゃなく大変だろうが)。
しかし参加サークル数1とかのイベントもあり寂しい。
「ストパンは全然スキマじゃねーよ」とお思いの方もいるかもしれないが、前回の初音ミクのように一般参加者を呼ぶ花形ジャンルは少なくともひとつは必要なのだろう。